既存の性能、機能を変更することが難しいイメージの装置ですが、顧客要望に合わせてカスタマイズできるのはなぜでしょう？

もともとはOEM設計が専門だったのですが、あるとき、特殊な装置設計の依頼を頂きました。
そこで、未だに忘れられないほどの大失敗をしてしまい…。結果的には、その体験を糧にして、次世代機の開発依頼にお応えできるレベルのご提案力を身につけることができました。その案件をきっかけに特殊オーダーのご依頼が増え、今に至ります。

なるほど。コスト対策などで、半導体装置と付帯装置を分けて購入することが検討され始めた時期ですね。

そうですね。今振り返ると、失敗のなかから学んだことが大きな財産になっているように思います。
メーカー様から直接お声がけ頂くようになり、現在も、エンドユーザー様の声に耳を傾けながら、絶え間なく成長し続けています。

今では、ゼロベースでの設計提案ができるほどに大躍進されていますが、今後のビジョンを教えてください。

機器メーカー様や部品メーカー様との共同開発案件を今以上に増やし、変化の激しい半導体業界にNYSありと言われる存在になりたいです。

ありがとうございました。