PROFILE
S.U.（2005年入社）
管理本部 経理部 次長
経理職での採用を希望し、以降、経理部門でキャリアを重ねる。品質ISO（9001）取得の際に事務局を務めるなど、経理以外の業務も臨機応変に担当。相手目線でのわかりやすさにこだわるコミュニケーションを重視し、「相手にとって親切な内容であること」を「クオリティの高さ」とする。座右の銘は「率先垂範」。
西村ケミテックに入社したきっかけを教えてください。
顧客重視のポリシー（顧客満足第一主義）に共感し求人に応募。入社後、大阪本社の営業や物流担当者がそれを実践しているのを目の当たりにし、トップの思いが社員全体に行き渡っている事を実感しました。
面接ではどのようなことを聞かれましたか？
数ある企業の中で、西村ケミテックの経理職を選んだ動機を聞かれました。経理的なスキルや得意分野に関する質問はもちろん、どんな仕事をしてみたいかなど、広範に質問頂いたのを覚えています。
所属する部署の特徴について簡単に説明してください。
会社の会計を担当する部署です。
会計を大きく2つに分類すると財務会計と管理会計に分かれます。財務会計とは会社の社会的役割や遵法上の義務を果たすための会計であり、具体的には納税やディスクロージャーを行うためのプロセスの事を言います。一方管理会計とは、会社の現状をあらゆる角度から定量的・定性的に分析し、会社の利益の極大化や安全経営につなげるための会計で、我々経理部が特に力を入れているのがこの管理会計の分野になります。経営層に有益な情報を提供し、現状の把握や経営の舵取りに役立ててもらうというのが管理会計の醍醐味であり、これを実現するために日々業務を行っています。
部署として重点的に取り組んでいる管理会計について教えてください。
私は、企業としてある一定の規模以上を目指すのであれば、高精度で管理会計を実施することが必須であると考えています。管理会計を十分機能させるには、環境の整備やルール作りが重要です。仕事の出来栄えを語るときによく「準備8割」という言葉が使われますが、まさにこれが当てはまります。求められているアウトプットを明確にし、それを提供するために必要な業務フローを設計していきます。経理部だけでは完結できない事もあり、運用上他部署の協力が必要な場合は、現状確認や運用教育も含めて行います。事前のバグ予測や導入後の円滑運用のためにとても重要なプロセスとなるため、十分時間をかけて行います。
仕事のなかで特にやりがいを感じるのはどんなところでしょうか？
経営者の意志決定に貢献できるところです。数多くの分析指標を用いて経営判断の礎になる管理会計諸表を作成します。それをもとに、重要な経営判断が成されていることは、大変光栄であり、やりがいを感じる部分です。
管理部門の役割は、それぞれの分野の専門知識を身につけ、後方支援部隊として会社の運営に貢献する事。経理部では定期的に勉強会を開催し、専門知識の幅と理解を広げる取り込みをおこなっている。講師役を担当してもらうことで、相手目線のわかりやすさを意識した資料作成スキル、表現スキルを身に付けられるよう指導している。
人材育成の観点で、現在どのようなことに取り組んでいますか？
月に一度勉強会を開催しており、全員参加で知識を共有しています。男性女性問わず全部員が持ち回りで講師を担当。パワーポイントで資料を作成し、講師として説明を行います。このような取り組みを通して、資料作成スキル、プレゼンスキル、コミュニケーションスキルを養うことができます。
こちらの事業部に向いている人とは、どのような方でしょうか？
(1) 論理的思考ができる人
理論や見識に基づいて計画を立て、想定可能な不具合を事前に排除し、万全な状態で行動に着手できる人。(2) ジェネラルな人
会計以外の部分にも目配りできる人。積極的に他部署とコミュニケーションを取ることで、会社の事業をより理解することができます。とくに管理会計では会社にかかわるマルチな知識が必要です。(3) 好奇心旺盛な人
知らない事に対して興味を持って、「調べる」ことができる人とそうでない人とでは、将来の見識に大きな差が出てくると思います。疑問を調べてその答えが見識となり、その見識がいずれアイデアを生むと考えています。
「西村ケミテック」という会社になったつもりで自己PRをどうぞ！
常に新しいことに挑戦し続けるトップマネジメントの元、「夢」と「幸せ」を実現するため、社員一丸となって企業価値の創造に取り組んでいます。
この部署、この職種への就職を希望する方に一言お願いします。
男性女性問わず、幅広い経験が積める職場です。新しいことでも積極的に取り組む向上心の高い方をお待ちしています。ぜひ一緒に成長していきましょう！
