「常に一歩先を見据え、新しい事に挑戦する。」、これは1968年の創業当初から『顧客満足第一主義』を掲げ、お客様と共に成長させていただいた当社の根底にある考え方です。
めっき資材の専門商社として創業した当社ですが、この半世紀、全国各地に加え、海外にも拠点展開し、お客様の事業を支え続けて参りました。
その後も、失敗を恐れることなく、「まずは、やってみよう」という進取の精神のもと、単に商材のご提供にとどまらず、お客様の問題解決のご相談やサポートをさせていただく中で、次々と新たな付加価値を追求した事業をご提供し、商社の枠を超えた『メーカー型商社』へと変貌を遂げようと努力しています。
そして、現在の西村ケミテックがあるように、これからも未来を切り拓く為、新しい力を必要としています。
現代のデジタル社会に於いては、BtoB、BtoCに於けるe-コマースやWebを介した、より合理的、効率的なビジネス体系が進められています。
しかし、私はビジネスの基本はやはり人と人との繋がりだと思っています。
例えば、業界的にはあまり関係のない方とお会いした時でも「私たちが何かお力添えできることはないか」と一度考えてみる。
どんな相手であっても、常に「何か困っておられることはないか」といったアンテナを張ることで、会話から得られる情報量は全く違います。
こうした視点が新しいビジネスのヒントにつながることは間違いありません。
一方で、ビジネスの成功には運とタイミングも重要です。
与えられたチャンスを逃さないためにも、一人ひとりがこうした考え方を常に意識できれば、組織としてより一層強くなれるのではないかと感じています。
私の当社の社員に対する想いは、「セカンドチャンス」を与えることができる会社でありたい、ということです。
世の中には、人生の中で、同級生や同僚に「何かしら自身の力が及ばなかった」と感じている方が、数多くいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、当社の場合は、入社前の学歴や経歴を特段に評価はしていません。重視するのは、入社後どれだけ努力し、結果を出せているか、だけです。
ですから、ゼロベースでどんなことにも全力で取り組んでいただき、「今だったら誰にも負けない」と自信を持ってもらえる会社でありたいと思っています。
また、私も含めて、当社にエリート街道を歩んできた人はいません。しかし、たとえエリートがいなくても、強い個性や多種多様な能力を持った人間が集まれば、どこにも負けない強いチームになれると信じています。
そして、ビジネスマンとして大事なものは「協調性」と「人間力」。
お客様や協力会社様、さらには社内の皆に対しても、寄り添う心がなければ仕事での成長はありえません。
加えて、積極的に人とのつながりをつくり、コミュニケーション能力を高めていくことで、時には人と、時には企業と助け合うことができるのだと考えています。
たくさんの人と出会い、助け合いながら、真摯に仕事に取り組み、今の自分を誇り、そして新しいことにも果敢に挑戦する。
そんな私たちの想いに共感いただける方なら、きっと当社でご活躍いただけることでしょう。